省エネ住宅とは

省エネ住宅とは

2017年08月28日(月)6:00 AM

 近年、環境にやさしい住宅として、省エネ住宅への需要が高まってきています。住宅の検討をする際、「省エネ住宅」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?しかし、具体的に何を意味しているのか漠然としていて、わかりにくいこともあると思います。ここでは、具体的に省エネ住宅についてご紹介したいと思います。

 

省エネ住宅とは
 省エネ住宅とは、私たちが生活する中で生じる消費エネルギーを抑えた住宅の事です。日頃生活していると、冷暖房、家電など多くのエネルギーを消費しています。しかし、エネルギーの消費は多くの場合、環境に優しくないことが多く、生活するうえでのコストがかかってしまいます。そこで、省エネ住宅ではできるだけエネルギーを使わなくてもいいように住宅が設計されています。

 

自然エネルギーの活用
 省エネ住宅では、まずできるだけ自然エネルギーを利用します。エネルギー源が、化石燃料ではなく、日光や地熱、風力などの持続可能性があるものだと、自然の破壊を最小限にできるからです。具体的には、太陽エネルギーは太陽光発電を用いて、電力として利用することができます。また地熱エネルギーは、地中にある熱を利用して、住宅の冷暖房の補助的役割としても活用することができます。こうした自然エネルギーを活用することが、省エネ住宅の一つ目の特徴です。

 

断熱・気密性の高い住宅
 省エネ住宅では、住宅での断熱や気密性を出来る限り高めています。特に、外気が入りやすいドア・窓、そして壁に対して断熱性や気密性が高いものを利用しています。この性能を高める事によって、夏は涼しい環境を保ちやすくなり、また冬には温かさを持続できる住宅にします。この省エネの性能については、「次世代省エネルギー基準」として定められており、明確な基準が存在します。それゆえ、一般の住宅よりも高い性能を発揮することができると言えるでしょう。

 

メリット
 省エネ住宅には、多くのメリットが存在します。一つ目は、省エネを目的に住宅が設計されているので、住宅に住み始めてからのコストは削減されます。具体的には、光熱費などが削減されやすいと言えるでしょう。

 

二つ目は、遮音性や耐久性が高いことです。省エネ住宅は、断熱・気密性を高め、その為の明確な基準も存在することから、遮音性や耐久性にも優れていると言えます。

 

3つ目は、健康にいい環境です。省エネ住宅は環境だけではなく、人にも優しくあるように設計がされています。具体的には自然換気システムなどを取り入れ、気密性を確保した上での、室内の換気や有害物質を発生しないように作られています。環境に優しいという事は、もちろん人にも優しい設計になります。

 

 省エネ住宅は、環境にも人にも優しい次世代の住宅の在り方であると言えるでしょう。省エネ住宅についてお考えの際は、お気軽にお問い合わせください。


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