トップライトのデメリット

トップライトのデメリット

2017年08月26日(土)6:00 AM

こんにちは、有限会社建築サポートです。

前回は、トップライトのメリットについてお話させていただきましたが、そんなトップライトにもデメリットが存在します。前回お話しましたように、トップライトは、見た目もおしゃれですし、換気にも適していますので、非常に便利です。しかし、そうしたメリットが存在するからこそのデメリットがあるのです。

 

今回は、トップライトのデメリットを主に3つにわけてお伝えしていきたいと思います。

デメリット1 部屋が明るくなりすぎる

トップライトは、屋根についている窓ですので、一日中日差しが差し込むこともあります。特に夏場は、日光が強くなりますので、部屋が明るくなりすぎて、パソコンやスマホ、テレビが見づらいといったことになりかねません。

 

それに加えて、夏の直射日光は本当に温度が高く、ただでさえ暑い部屋がより一層暑くなってしまい、それに伴って、エアコン代も高くなってしまう可能性があります。

対策法としては、トップライト用のカーテンやブラインドが挙げられますが、トップライトは部屋の中の高い位置にありますので、設置が大変ですし、危険です。また、その高さ故、頻繁に開け閉めもできないので、少し不便かもしれません。


デメリット2 掃除がしづらい

トップライトは掃除がしにくいです。非常に高い位置にありますので、屋内ではしごを使って布巾などで拭くか、屋根に上って上から掃除をする必要があります。トップライトの掃除には、時間と手間もかかりますので、あまり高頻度で掃除ができません。結果的に、トップライトが非常に汚くなってしまうということも多々あります。トップライト設置の際には、メンテンナンスをすることもしっかり考えておく必要があります。

 

デメリット3 雨音が鳴り響く

雨の日を想像してください。土砂降りの日です。部屋の中でゆっくりしているときに、雨が降り始め、雨の打ち付ける音に驚いたことがある方も多いかと思います。その音はたいてい、窓に雨が打ち付けられることによって発生しています。トップライトの窓は、雨が打ち付ける方向に対し垂直です。ですので、トップライトの場合、雨の打ち付ける音は、普通の窓よりも大きくなってしまいます。普通の窓でさえ、大きな音が鳴るのに、トップライトとなると・・・かなり大きな音になることでしょう。


一見、メリットだらけに見えるトップライトですが、上記のようにデメリットも覆う存在し、ストレスの原因にもなりかねません。

メリット・デメリットの両方をしっかり考慮したうえでトップライトの設置を検討しましょう。


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