住宅における太陽光発電ーメリット編ー

住宅における太陽光発電ーメリット編ー

2017年08月20日(日)6:00 AM

 近年、環境にやさしく、売電する事もできる太陽光発電が一般住宅にも広まりつつあります。しかし、一方で実際にどのように太陽光発電を利用できるかよくわからない方も多いのではないでしょうか?ここでは家庭の電気代を節約し、非常時の備えにも役立つ、太陽光発電の活用方法を紹介したいと思います

一般住宅における太陽光発電とは、住宅の屋根に太陽光パネルを設置し、クリーンなエネルギーで発電した電力を、住宅で実際に使うことです。この太陽光発電では、大きく5つのメリットが考えられます。

 

一つ目は、電気代が安くなることです。電力を住宅で発電できるようになるので、今までかかっていた光熱費が安くなります。特に相性がいいのは、オール電化との組み合わせです。オール電化を使うことによって、ガス代も節約することができます。太陽光発電の導入により、光熱費が安くなる方はとても多いですが、一方で気を付けなければならないこともあります。それは太陽光発電が、天候に左右されるものであるという事です。特に夜間や曇りの日は、発電量が下がってしまうので、その点も考慮する必要があります。

 

二つ目のメリットは、売電による収益が可能であるという事です。現在、政府はクリーンエネルギーの普及のために太陽光発電による電力の買い取りを義務化しています。なので、現在の状況として、比較的売電による収益が得やすい時期だと言えるでしょう。特に日中、仕事で家にいないことが多い方は、太陽光発電によりその収益を確保することができます。太陽光発電の設備費も少しずつ減少傾向にあるので、太陽光発電を取り入れるいいタイミングであると言えるでしょう。

 

非常時のライフラインの確保
 日本は、地震や台風などの多くの自然災害が発生することの多い国です。その際にも、太陽光発電により発電し、それを蓄えて使うことができる蓄電池を備えておくことは、非常時にも役に立ちます。実際に、2011年の東北大震災後は自家発電設備、そして原発事故への反省から、太陽光発電への関心が多く集まりました。スマホや家電など、多くのものが電力によって動く現在、太陽光発電とそれを蓄えて利用できる蓄電池活用のニーズはますます高まっていると言えます。設備のご検討をされる場合は、信頼できる専門家に相談されることをお勧めします。

 

今回は、太陽光発電を導入することによるメリットについてご紹介しました。太陽光発電を導入する際は、単に屋根に太陽光パネルを設置するだけではなく、オール電化を導入したり、住宅全体のシステムを考えたりすることによって、後々の大きなコスト削減が期待できます。なので、太陽光発電を考える際は、是非お気軽にご相談ください。


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