住みやすさとおしゃれを両立!?平屋の魅力1 平屋の住みやすさ

住みやすさとおしゃれを両立!?平屋の魅力1 平屋の住みやすさ

2017年08月15日(火)6:00 AM

皆さんは「一軒家」と言われて、真っ先に浮かぶのは何階建ての家でしょうか?おそらく2階建てや3階建てと答える方が多いかと思います。それは日本の狭い土地を有効に利用するには、複階層の家にせざるを得なかったという背景もあるのですが、実は最近「平屋」が再び注目を集め始めています。今回はそんな平屋が人気を集めている理由である「住みやすさ」にフォーカスしてご紹介しましょう。

 

・移動が楽
家を建てるということは、その家にこの先何十年も住むということです。歳をとっても住みやすいかということも年頭において設計するべきだとはおもいませんか?平屋は1階建てなので階段がありません。すべての部屋を平行に移動できることが平屋の最たる特徴の一つです。子供が階段から落ちる可能性もありませんし、お年寄りもつらい階段移動がないため、2階建てよりも住みやすさは遙かに優れていると言えるでしょう。

 

・構造的な危険が少ない
高層マンションを想像してみてください。建物は高ければ高いほど地震などの自然災害の被害を受けやすくなります。例えば地震だと、地上にいる時と高層階にいるときでは体感の震度はかなり変わりますよね。2階建てや3階建ての家も同じで、高さがない分、地震の揺れの影響が少なくて済みます。2階からかかる重さを気にする必要がなく、建造物の中でも特に地震や台風などの自然災害に強いため、自然災害の多い日本の住宅としてはピッタリですね。

 

・家族の距離が縮まる
平屋の家は、家族全員が同じ階にいるのでお互いに気配を感じやすく、家族間のコミュニケーションも取りやすいです。ドアを開けさえすれば家族の声が聞こえてくると安心するものです。目の行き届くスペースが多いのも合わさって、今家に誰がいて、何をしているかという事が2階建ての家に比べると、わかりやすいのも平屋ならではのポイントです。

 

・開放的な雰囲気になる
平屋は屋根の形状をそのまま活かした造りが可能です。2階を気にする必要がないため、梁を室内のデザインとして生かしたり、天井を高くとって広々とした空間にしたりすることができます。また、外に面する部分が広くなるので窓などの開口部を多く確保できることも開放感が生まれる要素のひとつです。

 

いかがでしたか?日本は本来、平屋が主流でした。その理由として、家族の気配を感じやすく、自然災害にも強いという強みが日本家屋としてピッタリだったことが挙げられるでしょう。マイホームは長く住むもの。将来の家族のことも考えて住みやすい家を作りたいですよね。ぜひ平屋の一軒家も選択肢に入れてみてください。


  |  

ライフスタイル別 建築サポートオリジナル住宅

過去の記事