インテリアにこだわりたい!! モダンボタニカル

インテリアにこだわりたい!! モダンボタニカル

2017年08月09日(水)6:00 AM

自分の部屋は自分らしく。しかし、自分が気に入ったものを片っ端から置いていては、統一感のない残念な部屋になってしまいます。憧れのショールームのような部屋に近づけるためにも、系統ごとのポイントを押さえて計画的に部屋をデザインしましょう。


 今回のキーワードは「モダンボタニカル」です。ここ最近、自然志向や健康志向のライフスタイルが浸透してきているため、植物をモチーフにしたボタニカルは、ファッションやインテリアでここ数年、注目されているトレンドです。ナチュラルにまとめるのではなく、かっこいいモダンインテリアと組み合わせることで、よりイマドキでオシャレなインテリアを実現できます。

 

・都会の中のグリーンを表現する「配色」
モダンボタニカルのポイントは、都会の中のオアシスを彷彿させる色使いをすることです。そこでオススメの配色は以下の通りです。
  ・ベースカラー(メインとなる、最も面積を占める色)…グレー⇒70%
  ・アソートカラー(ベースカラーを引き立たせる役目の色)…グリーン⇒25%
  ・アクセントカラー(さし色として他の色を引き立たせる色)…ブラック、ホワイト、ブラウン⇒5%
グレーをベースカラーとするのは、ナチュラルな雰囲気を出しすぎず、あくまでもモダンな雰囲気を演出するためです。壁などの大きな面積を占めるところにグレーを採用すると、モダンな雰囲気になります。次に大きな割合になるのがグリーンです。ソファやカーテンなどのファブリックに使用するのをオススメします。

 

・モダンボタニカルを実現する「家具」
部屋の中でも、置けばかなりの存在感を発揮するのがソファ。ここにグリーンを使用することによってかなりボタニカルな雰囲気を演出できるはずです。オリーブグリーンのモケット生地のソファはトレンドでかなり人気があります。テーブルや椅子などには、暗い色の木材やメタルを採用することによって、モダンとボタニカルのバランスを取ることができるでしょう。しかし、暗い色ばかりでは全体的にどんよりしてしまうので、例えば白い植木鉢や白いクッションを選ぶことによって他の色を引き立てることができます。

 

・ボタニカルに欠かせない「観葉植物」
 ボタニカル(botanical)とは、直訳すると「植物学的な」「植物の」という意味になります。モダンボタニカルな部屋において「植物」は主役なので欠かすことはできません。手軽に取り入れるならば、最近フェイクグリーンと言われる偽物の植物もクオリティが上がってきているのでおすすめです。天井からつりさげるペンダントライトに絡ませるなど、フェイクグリーンだからこそできるアレンジを楽しむことができます。

 

しかし、本物の癒し効果も捨てがたいですね。部屋に置く観葉植物として人気なのが「ゴムの木」です。育て方が簡単で、樹高が100cmほどと合わせやすいのが特徴とされています。小さいものであれば、サボテンなどは種類が豊富で水やりの頻度も少なく済むので忙しい方でも安心です。

 

いかがでしたか?モダンボタニカルなお部屋はオシャレなだけでなく、癒し効果も期待できそうですね。日々の疲れを植物に癒してもらえるオシャレな部屋を目指したい!という方は、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。


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