インテリアにこだわりたい!! アメリカンスタイルその1

インテリアにこだわりたい!! アメリカンスタイルその1

2017年08月03日(木)6:00 AM

自分の部屋は自分らしく。しかし自分が気に入ったものを片っ端から置いていては、統一感のない残念な部屋になってしまいます。憧れのショールームのような部屋に近づけるためにも、系統ごとのポイントを押さえて計画的に部屋をデザインしましょう。
今日のキーワードは「アメリカン」ですアメリカはご存知の通り、かなり大きいため、一口に「アメリカン」といっても地域ごとによって、デザインの差があります。今回はそんな様々なアメリカンテイストの特徴やキーアイテムなどをご紹介しようと思います。

 

・アメリカンダイナー風(60‘sスタイル)
そもそも、ダイナーは北アメリカ特有のプレハブ式レストランです。深夜まで営業していて、ネオンがギラギラ、中に入ると巨大なハンバーガーを出してくれる。そんなプレハブを想像してみてください。「赤」や「黒」、「白」などをメインに、ビビッドカラーを椅子や小物などに取り入れるとアメリカンダイナーのようなポップな部屋になります。
さらに、「Coca Cola」のロゴが入ったグッズや、ジュークボックス、カラフルなガムマシーンなどを置いてみると雰囲気はかなり出るでしょう。

 

・西海岸・カリフォルニア風
こちらは、北欧スタイルやナチュラルスタイルとも相性がいいので人気があります。海が似合うリラックススタイルです。ビーチハウスを想像していただければ、わかりやすいかと思います。「白」と「木目調」をうまく組み合わせ、壁を白いペンキで塗って、あえて剥げさせることによって、ラフな風合いを出すと、潮風に当たった壁のような風合いを演出できます。
サーフボードを置いたり、ロープをさりげなく取り入れたり、照明のデザインに海っぽさを感じさせるようなものを使うとさらに完成度は高くなります。

 

・インダストリアル風(ブルックリンスタイル)
特に男性に人気が出てきているのがこのブルックリンスタイルです。ブリックリンとは、ニューヨーク州の5つの区の一つで、倉庫や古いアパートが多く立ち並ぶ街です。ここ10年の間に、アーティストやデザイナーたちが移り住んでオシャレな街になったとされています。それをインテリアに生かすには、工場や倉庫のような空間に手を加え、椅子などの家具も敢えてデザインを揃えずに寄せ集めたようにすれば、自分だけのオリジナリティ溢れる、アーティスティックな空間が出来上がります。天井や壁が打ちっぱなしコンクリートにダクトといったものであれば、ブルックリンテイストのインテリアがピッタリです。さらに大きな観葉植物を取り入れると、雑多な空間でも簡単におしゃれ度がアップするのでおすすめです。

 

アメリカンと一口で言っても、ポップな雰囲気からナチュラルな雰囲気、モダンな雰囲気まで様々なことがお分かりいただけたかと思います。実はアメリカンスタイルはこれだけではないので、次回も引き続きご紹介しようと思います。


  |  

ライフスタイル別 建築サポートオリジナル住宅

過去の記事