あこがれの自然派ライフ!自然素材で健康住宅を建てよう5|壁材の種類と特徴

あこがれの自然派ライフ!自然素材で健康住宅を建てよう5|壁材の種類と特徴

2017年07月11日(火)6:00 AM

自然素材の健康住宅ということで、「木」というキーワードでご紹介を続けてきましたが、住宅建築に使用する自然素材は木材だけではありません。自然素材を使用した壁は、見た目も触り心地が良いというだけではなく、住宅内の湿度を調整して結露を防ぐという効果もあります。というわけで今回は「壁材」という観点から自然素材をご紹介したいと思います。

・珪藻土(けいそうど)
自然素材の壁材として最もよく知られているのがこの「珪藻土」です。珪藻土とは、海底に堆積した植物性プランクトンの化石を原料とした壁材です。調湿性に優れている他、新築時に問題となりやすい揮発性化学物質(VOC)を吸収して分解する働きもあるため、シックハウス症候群対策としても人気を誇ります。ただし、製品によっては安全とはいえない珪藻土もあります。というのも、珪藻土を固める接着剤には化学樹脂系と自然素材系があり、製品によって珪藻土の含有率も違ってきます。健康を考えた住まいを考えるなら、正しい知識を持って安全な珪藻土を選びましょう。

・漆喰(しっくい)
珪藻土と混同されやすいですが、漆喰とは、消石灰、砂、海藻糊を混ぜてペースト状にしたもので、珪藻土とは異なる材です。古くから日本の住まいに使用されてきた壁材で、室内のみならず外壁や塀にも使用されます。仕上がりの面をフラットにできることが大きな特徴で、強アルカリ性であるためカビに強く、シックハウス症候群の対策にもなります。ただし、珪藻土よりも湿気は吸わないので調湿機能はそれほど期待できません。価格は珪藻土に比べてやや高価ですが、最近はカラーバリエーションも増えているようです。

・ウッドチップ入り壁紙
再生紙とウッドチップでできたドイツ生まれの壁紙です。湿気の吸放湿性が高いのが特徴です。さらに静電気の発生も防ぐので、よく使用されるビニールクロスの壁紙のようにホコリや空気中の汚れが吸い寄せられることもなく、家をクリーンに保つことができます。漆喰や珪藻土に比べると安価で、塗り直しができることもメリットです。

・布クロス
絹・綿・麻・レーヨンのどの繊維を編み込んだものに紙を裏打ちした壁材です。布であることから想像がつくように、通気性に優れ、調湿機能も期待できます。種類にもよりますが、比較的安価であるにも関わらず落ち着いた雰囲気や高級感がでることがメリットといえるでしょう。ただし、伸縮性が高いので施工に手間がかかり、汚れが落ちにくい点には注意が必要です。

いかがでしたか?家の骨組みや床だけでなく、壁にもさまざまな自然由来の素材があることがお分かりいただけたと思います。壁材をこだわることによってシックハウス症候群やカビ対策にもなります。よってかなり重要なポイントになり得るので、ぜひ正しい知識を持って選んでいただきたいと思います。さて、実はまだ、自然素材の家を建てるにあたってこだわっていただきたいポイントがあります。「塗料の種類とその特徴」を次回のトピックとしてお話しましょう。


  |  

ライフスタイル別 建築サポートオリジナル住宅

過去の記事