あこがれの自然派ライフ!自然素材で健康住宅を建てよう1|住宅構造の特徴

あこがれの自然派ライフ!自然素材で健康住宅を建てよう1|住宅構造の特徴

2017年07月01日(土)6:00 AM

最近「自然派○○」という言葉をよく耳にします。「自然派洗剤」「自然派食品」など、毎日の生活に深く関わるものは自然由来のものを使って健康に生活したい!という気持ちの表れでしょう。もちろん消費財や食品もかなり毎日の生活に関わっていますが、最も深く生活に関係しているものは何といっても「家」ではないでしょうか。健康に生活するためにはまず家から!ということで「健康住宅」を建てるにあったって知っておくべき事を今回から複数回にわたってご紹介しようと思います。
まずは「住宅構造の特徴」からご紹介しましょう。

日本の住宅構造においては「鉄骨造」「鉄筋コンクリート構造」「木造」の3つが主流です。

・鉄骨造住宅の特徴
鉄骨造住宅は厚さ6mm未満の鋼材を構造体に用いる軽量鉄骨造と、厚さ6mmを超える鋼材を用いる重量鉄骨造の二つに分類されます。耐震性と火災へのある程度の耐性などから、家には丈夫さを求めるという方におすすめです。家の一部を事務所や店舗にしたい方など、階数や部屋によって用途を分けたいという方は鉄骨造住宅を選ぶと良いでしょう。二世帯住宅で利用される場合にも、防音性の高さからプライベートを分けることができます。ただし、規格化された材料を使うため、設計の自由度は低めです。

・鉄筋コンクリート構造の特徴
鉄筋をコンクリートで覆い、構造体をつくります。張力に強い鉄筋と、圧縮力に強いコンクリートを組み合わせた工法で、高い耐久性と気密性を誇ります。大空間がある、大きい家が欲しい、デザイン面でもこだわりたいという方にお勧めです。気密性、防音性、耐火性、耐震性にも優れています。しかし一方で、結露が生じやすく、カビが発生しやすい点や、コストがかかるというデメリットもあります。

・木造住宅の特徴
古くから日本で採用されてきた木造建築は、近代化が進んだ今日でも日本の住宅の半分以上を占める構造で、木材を構造体に使用します。自由度の高さから、家族の希望を取り入れて、自由な家づくりを楽しみたい人や、化学物質に敏感な家族、体が少し弱い家族がいるといった場合にもおすすめです。また、単純に予算をなるべく抑えたいという要望がある方も木造住宅を検討すると良いでしょう。

いかがでしたか?

第一回目は日本での代表的な住宅構造と特徴をご紹介しました。次回は「木造住宅のメリット」ということで木造住宅をさらに詳しくご紹介したいと思います。引き続きお付き合いくださいませ。


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