資金計画を成功に導くポイント-その2.ローンの種類-

資金計画を成功に導くポイント-その2.ローンの種類-

2017年06月25日(日)6:00 AM

自身の理想のマイホーム実現に絶対に欠かせない資金計画。

前回の記事では、住宅購入にかかる費用についてその大まかな内容をご紹介しました。

住宅購入には莫大なお金が必要であることをお分かりいただけたと思います。

今回はそんな住宅購入の際にほとんどの方が利用する、住宅ローンについて見ていきたいと思います。

 

■住宅ローンとは

住宅ローンとは、住宅とそれに付随する土地を購入、増築する際に金融機関から受ける融資のことを指します。普通銀行や信託銀行、信用金庫などの民間の預金取扱金融機関で取り扱われるのが一般的ですが、国内資本の生命保険会社など銀行以外でも取り扱う会社は存在します。

 

■固定金利型

固定金利型とは、その名の通り借入時の金利が返済完了まで一定のローンのことです。

このタイプのメリットは、計画が立てやすく安定した返済計画が立てられる点であり、

デメリットは金利水準が安くなっても高い金利のまま払い続けなければならない点にあります。

 

■変動金利型

変動金利型ローンは、固定金利型とは違い市場動向によってその都度金利が変わるローンを指します。

借入時に金利水準が高くても将来的に下がる可能性があるので、借りるタイミングを見極める必要性があまりないのが、このタイプのメリットです。

また当然のごとく金利水準が高くなると返済額が多くなります。金利上昇があまりに大きすぎると利息が多くなり、借入金残高が減らない可能性も十分あるのがこのタイプのデメリットと言えるでしょう。

 

■固定金利選択型

借入時から一定期間の金利が固定されている住宅ローンで、当初の固定期間は金利が一定ですが、その後変動金利となります。

固定期間が短いほど金利が低くなるのがこのタイプのメリットですが、逆に金利加工が続くと変動金利型の方が有利な結果に成りえます。

このタイプは仕組みが複雑で、商品によっても条件が違うので商品内容をよく理解する必要があると言えるでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。

住宅ローンはほとんどの場合が長期ローンとなるので、固定金利が基本となります。

ただし、短期返済が可能かどうかなどの条件によっては、変動金利や固定金利選択型の方が有利となる場合もあるので、自身の状況に合わせて選択するべきです。

 


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