資金計画を成功に導くポイント-その1.費用を把握する-

資金計画を成功に導くポイント-その1.費用を把握する-

2017年06月23日(金)6:00 AM

誰もが一度は夢見る理想のマイホーム作り。

実現には土地選びや施工業者選びももちろん大切ですが、建築資金がなければ元も子もありませんよね。

今回から4回に分けて、理想のマイホーム実現に向けての資金計画のポイントをお伝えします。

さて、今回はマイホーム作りにそもそもどういった費用が必要なのかについてみていきましょう。

 

購入前に必要なお金

・頭金

頭金とは住宅購入価格から住宅ローン借入れ金額を差し引いたもので、購入金額の内最初に支払うお金のことを指します。

購入価格の2割以上を頭金にあてるのが一般的とされてきましたが、最近では「頭金0円」でローンを組む方も増えてきたようです。しかし当然のことながら、頭金が多い方が返済期間が短くなる上に、月々の返済額も少なくなるので、購入のタイミングは資金と相談して判断する必要があります。

 

・印紙税

契約書の記載金額によって210万円と変動します。

 

・登録免許税

新築住宅を購入する場合なら所有権保存登記、中古住宅の場合なら所有権移転登記、住宅ローンを借りる際には抵当権設定登記など、住宅購入には様々な登記が必要であり、登記ごとに登録免許税が必要となります。

税率は登記の目的によって変動し、条件を満たしていれば軽減されることもあるようです。

 

・不動産取得税

不動産を取得した人に、都道府県が課す税金で取得したさいに一度だけ納める税金です。

土地と建物にそれぞれ別々にかかりますが、こちらも軽減条件が存在します。

 

 

購入後に必要なお金

・ローン返済

ローンの種類にもよりますが、年間返済額は年収の2025%程度です。ローンの種類についての詳細は次回の記事でご紹介します。

 

・固定資産税

固定資産税とは、固定資産(土地や家屋など)の所有者が、その資産の価値をもとに収める税金のことです。

4回の納付期間に納付する分割納付が一般的です。

 

 

・管理費/修繕費

マンションの場合のみ毎月必要となります。

マンション毎に金額は異なりますが、築年数が古いほど修繕費は高くなるのが一般的です。

 

・その他

地域によって都市計画税などがかかる場合があります。

 

 

いかがでしたでしょうか。

住宅購入に必要な費用について大まかな内容と価格の目安についてお分かりいただけたと思います。

購入に必要な費用を把握して、自身の生活に適切な資金計画を心掛けていきましょう。


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