施工業者選びを成功に導くポイント-番外編:施工後のお礼の作法-

施工業者選びを成功に導くポイント-番外編:施工後のお礼の作法-

2017年06月21日(水)6:00 AM

前回の記事までマイホーム作りを信頼して任せられる施工業者について、彼らのタイプや選ぶ際のポイント、悪徳業者の見分け方について見てきました。

理想のマイホーム作りについてかなり長い間お付き合いしていくことになるのが施工業者さんです。

今回は少し路線を変え番外編として、工事後の施工業者さんへのお礼の作法についてご紹介します。

 

お礼は必要?

工事完了後のお礼は心地よい住まいを実現してくれたことに対する感謝の気持ちと、予期せぬ工事に対応してくれたねぎらいの気持ちを表すことが出来ます。

工事費用はお支払いするので、お礼をするといった決まりは一切ないです。基本的には感謝の言葉だけで十分です。

では、どういった際にお礼をするのでしょうか?

依頼主が「お礼をしたい!」と思った際だけで良いというのが前提ですが、期待を超える大満足な仕事をしてもらった、様々な要望・わがままに応えてもらった、工事期間が長く職人中と良い関係を築けた、というような特別に感謝したいことがあった際にお礼をする方が多いようです。

よい関係を築けた職人ならなおさら、今後リフォームの際など何かとお世話になることが多いので長期間関係を持った施工業さんにはお礼をしてみてもいいかもしれませんね。

 

 

お礼の作法

まずお礼を渡すタイミングは最終日の工事終了挨拶の際が最もよいでしょう。

完全に工事が終わった後、職人さんが全員挨拶に伺うことは多くないので、このタイミングで全員分のお礼をまとめてお渡ししましょう。

また、早く消費しなければならず受けっとった後の行動が制限される、ケーキや青果、鮮魚などの生ものは避けるべきです。

また、現場にいる職人さん以外ん、元請けの施工店や営業担当の方にもお礼をしたいといった場合があるかもしれません。

この場合、工事担当の会社が提案から工事まで全て行っていれば、親方さんに皆さんに渡して頂ければよいです。もし、工事会社が下請けの場合は家主自身が直接事務所に伺いお渡しすることとなります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

せっかく長期間かけて夢のマイホーム作りに協力するのですから、「お客様と業者」という冷たい関係ではなく、より親しくお互い気持ちよいと思えるような作法を弁えたいものですね。

「この人と一緒に最高の建築物を建てたい」と思い、業者さんを少しねぎらう気持ちを持って、自身の理想のマイホームを実現しましょう。


  |  

ライフスタイル別 建築サポートオリジナル住宅

過去の記事