施工業者選びを成功に導くポイント-その1.工務店の特徴-

施工業者選びを成功に導くポイント-その1.工務店の特徴-

2017年06月11日(日)6:00 AM

人生における一大イベントであるマイホーム作り。

家づくりには資金繰りや土地選びも重要ですが。なんといっても実際に工事をしてくれる業者選びがとても重要ですよね。

今回から3記事にわたって施工業者のメリット・デメリットとそのタイプに合う人の特徴をお伝えしていきます。

さて、今回は工務店について選ぶ際のメリット・デメリットをご紹介します。

 

 

工務店

一口に工務店と言っても以下のようにいくつか種類があります。

 

1.地域密着型工務店

2.ハウスメーカーのした受け中心の工務店

3.モデルハウスを持つなど営業形態がハウスメーカーに近い工務店

4.ハウスメーカーのフランチャイズの工務店

 

1以外はハウスメーカーの特徴を含むので、今回は最も工務店の特徴を表す地域密着型工務店に絞って、ご紹介していきます。

 

 

メリット

・責任の所在が明確である。

受注者と施工者が同じであるのがこのタイプの特徴なので、コミュニケ―ションを取りやすいです。

 

・施工の制約ごとが少ないので、要望を反映しやすく買い手主体の家づくりが出来る

ハウスメーカーのように自社の商品を売る、といったスタイルではないので、相談の回数はかなり増えますが、こちらの要望に沿ってくれることが多いです。

 

・価格を抑えられる

建築家なら設計料、ハウスメーカーなら広告宣伝費を支払う必要がありますが、そういったプラスのお金が必要無い分、価格を抑えることが出来ます。

 

・アフターフォローがしっかりしている

地元の評判が重要になるので、地元づきあいを大事にします。そのため、施工だけでなくアフターフォローまで整っているケースが多いです。

 

デメリット

・買い手の負担が大きい

決めなければならないことが多いので、相談の回数が増え労力がかかります。

 

・会社規模が小さいので不安に見える

地域密着型工務店はハウスメーカーなどに比べるとかなり規模が小さいためです。

 

・完成後のイメージがつきにくい

展示場やショールームといったものは基本的に存在しないので完成後の具体的な家のイメージをつかみにくいと言えます。

 

・期待したような提案がなかなか出てこない場合がある

決めることが多い分、なかなか意志をそろえることが難しいです。また職人さんの方が買い手より知識があるため、こちらが考えているイメージは施工的に難しい場合などに期待とのずれが起きる場合があります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

地域密着型工務店のメリット・デメリットについてお分かりいただけたと思います。

買い手である私たちが主導権を持つことが出来るため、労力をかけてでもこちらの要望を反映させることを第一に置く方にぴったりの業者であると言えます。


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