土地選びを成功に導くポイント-その4.現地を確認する-

土地選びを成功に導くポイント-その4.現地を確認する-

2017年06月07日(水)6:00 AM

前回までの記事では土地選びをする前に把握しておくべきポイントをお伝えしました。

今回から3回にわたって、実際に土地探しをする際のポイントをご紹介していきます。

さて、今回は自身で現地を確認する際に気を付けておくポイントをご紹介します。

 

自分で確認しよう

土地探しを始めると、その土地に関する様々な情報について、紙面やネットで目にしたり、仲介業者から説明を受けることになります。

しかし、これらの情報の多くは宅建業法という法律によって説明義務を課された事項です。

仲介業者宅地見物取引士に説明させる義務を負っていますが、逆に考えるとそれ以外について説明する必要はありません。

そのため、法律に触れていなければ不利な情報は教えてくれない可能性があるのです。

ですから、業者の話を聞くことももちろん大事ですが、実際に自分で現地を訪れ確認することが必要でしょう。

次に確認すべきポイントについていくつか確認していきましょう。

 

現地視察でチェックすべきポイント

 

・街並みや周辺の環境

学校や講演などの公共施設、お店や病院など生活に必要な情報を集めることも重要ですが、これからの自分達家族の暮らしの一場面を想像するのがよいでしょう。

例えば、通勤通学時間帯の駅までの道のり・通学路の環境はどうか、どれくらいの時間を要するのかということや、交通量や電車の運行状況などが挙げられます。

夜間の電灯や人通りについても確認しておくとよいでしょう。

 

・隣地の状況や境界線

隣地にはどんな建物が建っているか、その建物の用途は何か隣地を区切っている塀やフェンスの所有者は誰か、などです。これに伴って日当たりや風通しはどうかも確認しておきましょう。

隣地が大きな区画であれば、マンションなどの大規模建築物が建設されるかもしれない、と言うことも覚えておくとよいです。

 

・ライフラインの整備

上水道と下水道が敷地内まで引き込まれているかや、引き込むなら許容できるかを確認しておきましょう。

 

・土地の形状、高低差、地盤、水の流れ

これらは、家を建てる際にも費用にも大きく影響しています。

地盤については近隣の土地が大丈夫でも、その土地のみに問題があるケースも多いです。地盤検査はしておく方が良いでしょう。

また、雨が降った後どのように水が流れるかも把握しておきましょう。周りより低い土地だと水はけが悪かったりします。

 

・道路

前回の記事でみたように、道路に2m以上接しているか、道路の幅は4m以上あるかは最低限確認しておきましょう。公道なのか私道なのかも重要なポイントと言えます。

 

・謄本

全ての事項を証明する書類です。登記所に行けば誰でも見ることが出来、土地の履歴を見ればどんな土地であったかを確認することが出来ます。

 

 

以上のように、確認すべきポイントは多く存在します。

確認することはすごく大変ですが、せっかく人生の一大イベントであるマイホーム作りですから、家族の要望を満たす土地を探していきましょう。


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