土地選びを成功に導くポイント-その2.土地購入パターン-

土地選びを成功に導くポイント-その2.土地購入パターン-

2017年06月03日(土)6:00 AM

前回の記事ではマイホームの土地選びの心構えとして整理しておくべきことを紹介しました。

今回は土地選びを進める前に知っておくべき、土地購入のパターンについてご紹介します。

 

土地と建物をセットで購入する

このパターンは、建売住宅や分譲住宅など、既に完成している建物と敷地をセットで購入するものです。

こちらのメリットとして最も特徴的なのは、手続きが簡単であることです。

予め完成している建物とその土地を購入するわけですから、施工業者と請負契約をする必要がなく、また土地と建物の売買契約が同時期であるので資金計画が比較的立てやすいと言えます。

 

デメリットは、外観を自身で設定できないためしっくりいかない部分が出てくることが挙げられます。

売り手が売りやすい、利益を出しやすいようにすることを最優先に作っているので、見えない所でコストダウンするなど施工程度で悪いケースもあるようです。

また、建売住宅では土地と建物の金額に対して仲介業者に仲介手数料を払う必要があります。

 

 

土地を購入してから建物を建てる

こちらのパターンは、まず土地を買ってその上に一から建物を建てるものです。

メリットは、なんといっても自身の要望を出来る限り反映させることが出来、納得のいく形で家づくりを進められることです。

また、こちらは土地の仲介手数料だけで建物に対しての仲介手数料は発生しません。

 

自身の理想を追求することが出来るこのパターンですが、契約という面から見るとかなり煩雑で神経を使う必要があるというデメリットがあります。

まず、土地の購入に際し売買契約を結び、その後建物を建てる際に施工業者と請負契約を結ぶ必要があります。

そのため、資金計画を立てにくく総費用の把握が難しいことも特徴です。当初の計画よりも必要な費用が増えてしまい、後から契約する建物にしわ寄せがいくというケースも見られます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

土地の購入にも2パターンあり、それぞれ特徴があることをお分かりいただけたと思います。

家族が土地に求める要望や予算を踏まえて、自分達が最も納得のいく形を選ぶことが重要です。

そのためにもまずはそれぞれの購入パターンとその特徴を把握しておきましょう。


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