注文住宅で施工にまつわるトラブルを回避する方法とは?5つのポイントを押さえましょう
多くの人にとって憧れであるマイホーム。それを、お金を払って建てるなら失敗したくありませんよね。
失敗の要因はいくつかありますが、その1つが業者とのトラブルに巻き込まれるということです。
そこで今回は、業者とのトラブルを回避するための方法についてご紹介します。
■追加工事は慎重に
家を建て始めてから「やっぱりこうすればよかった。」と思う機会があるかもしれません。
注文住宅に理想を詰め込む以上、これはある程度仕方のないことです。
ですが、新たな案が湧いたからといって安易に追加工事を行うのは考え物です。金銭的なトラブルになりかねないからです。
追加工事の発注は業者にも負担がかかります。そのため、どうしても費用がかさみがちになります。そのことを知らないと請求額を見た時に驚くことになるでしょう。
「どうしてこんなにお金がかかるのか!」と、業者ともめるのを避けるには、追加工事の前にその部分の見積もりを取ってもらうのが良いでしょう。
■お金を払うとサービスが悪くなる!?
これもお金に関することなのですが、お金を払う時期には要注意です。注文住宅が未完成の状態ではお金を払わないことをおすすめします。
家が完成していない時にお金を払うことには主に2つのリスクがあります。
一つ目として、業者の対応が悪くなることが考えられます。お金を払ってしまうと、悪質な業者ですと「もうお金を払ってもらったしこっちのもの。何をしても問題ないだろう。」と考えるかもしれません。
これは業者の態度が悪くなったり、悪い時にはいい加減な工事になったりすることにつながります。
勿論全ての建築業者がそうというわけではありませんが、トラブルを避けるためには「お金を払うのは建て終わった後」と肝に銘じておいてください。
二つ目に、会社が倒産して払い損になる場合があります。
もし、依頼している注文住宅業者が倒産してしまった場合、基本的には工事を続行するのが難しくなると思います。ならば工事費を返してもらうのが筋ですよね。
しかし、会社にはお金がないので、なかなか返金に応じてもらえないかもしれません。
泣き寝入りしないためにも「会社が倒産する可能性は0ではない。」と覚えておいてください。
■家を建てる時には業者任せにしない
家を建てる時には「どうせ自分は何もできないし。」と工事を業者に丸投げするのではなく、工事現場に足を運んでみるのをおすすめします。
欠陥工事といったトラブルを避けるのは勿論のこと、設計書では分からなかったことに気づくことができます。
まず、寸法については設計図から判断するのには限界があります。
例えば自分の家の壁からお隣さんの家の壁がやたらと近かったり、お隣さんの家と窓の位置がかぶっておりいずれ窓越しに目が合いそうになっていたり、ということは現場を見て初めて判断がつくものではないでしょうか。
他にも、地盤調査の時にはぜひ結果を確認したいところですし、防水断熱工事も大切ですから顔を出したいところです。
■工事の音でクレームが!?
工事にまつわるトラブルとして考えられるのは騒音です。音がうるさいとクレームをつけられ、近所づきあいがぎすぎすしては後々大変ですよね。
そうならないためにも、最初に挨拶をして心証を良くしておきましょう。
コツとしては自ら工事担当者と共に、隣三軒と自宅裏の家に挨拶することです。
自己紹介とともに「これから工事を始めます。ご迷惑をおかけします。」というだけで印象は変わってくるでしょう。
それに加えて、大きな音がなる工事の日や、作業車が邪魔になりそうな日には念のため挨拶をし、お知らせしておくのが無難です。
さらに、万一工事が延長になった時も
「いつまで工事をしているんだ。」というクレームを避けるために挨拶をした方が良いでしょう。
最後に、入居前に挨拶をすれば万全です。
■工事現場で証拠を残すべし
運が悪い場合、せっかくのマイホームで欠陥工事が行われる場合が残念ながらあります。こうした時自分の身を守るために工事の証拠をきちんと残しておきましょう。
まず対策として考えられるのは、写真を撮ることです。工事の風景をたくさん撮っておいて後になって状況を尋ねる時の証拠としましょう。専門用語が分からないときにも写真があれば説明しやすいかもしれません。
また、もしも工事中に何か打ち合わせをしたら、必ず議事録として文章にしておきましょう。
自分でメモを取り、工事業者にサインを求める、というのでもだいぶ変わってくると考えられます。
■まとめ
以上、注文住宅で施工にまつわるトラブルを避ける方法について解説してきました。
・追加工事は見積もりを取り慎重に
・お金の先払いは質の悪い工事の元
・重要な工事への立ち合い
・まめな挨拶回りでクレーム対策
・写真と文章で工事の証拠を残す
これらの項目に気をつければいいとのことでした。
忙しい方ですと「工事現場に行っている暇はない!」と感じるかもしれませんが、トラブルを避けるためになるべく実践してみてくださいね。
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