注文住宅の間取りと外観の考え方とは?最も大事なポイントをご紹介!
「念願のマイホームを建てることになった!自分のこだわりを実現するために注文住宅に決めた。せっかく建てるなら間取りも外観も全部こだわりたい。」
このように考えている方は決して少なくないと思います。確かに、間取りや外観は注文住宅を建てるうえで必ず考えるポイントでしょう。
「何階建てにしようかな。」「吹き抜けにしたい。」「外壁には自分の好きな色をたっぷり使いたい。」などたくさん希望があるのではないでしょうか。
そこで今回は注文住宅を建てるうえで知っておきたい間取りや外観の考え方のポイントなどをお伝えします。
これを読めば5分で要領が分かると思います。ぜひ参考にしてみてください。
■住みやすさを求めるなら家事動線はマスト!
新しい家に求めるものとは何でしょうか。おしゃれさでしょうか?コミュニケーションの場でしょうか?
確かにこれらはとても大事です。ただ、忘れてはならないものがあります。それが機能性です。
夢のマイホームで長年過ごす以上、快適に暮らしたいですよね。それを実現するためには家事がしやすい、部屋の配置に無駄がない、などの機能性が大事です。
これらを満たすために必要なのが家事動線という考え方です。
■家事動線とは
家事動線について耳慣れない言葉だと思う方もいるでしょう。家事動線とは、その名の通り「家事」をする時に自分が移「動」した経路を「線」で結んだものです。
例えば、洗濯物を干すために洗濯機からベランダに移動すれば、洗濯機とベランダを結んだ線が家事動線の一つとなります。
■家事動線がまっすぐで短ければ家事もしやすい
移動距離が短ければ短いほど家事が楽になるのは納得いただけるかと思います。
例えば、ベランダのすぐ近くに洗濯機があるとすれば洗濯物を干すのが非常に楽でしょうし、(家事動線が短い)逆に、洗濯機が一階の一番北に、ベランダが一番南にあるとすれば、非常に洗濯物を干すのが億劫になるかもしれません。(家事動線が長い)
このように家事動線が短いと家事をするのが非常に楽になります。
また家事動線はまっすぐの方がいい傾向にあります。
例えば、家の中に他に人がいる場合、たくさんの洗濯物を持ちながら移動している時に曲がり角でぶつかる可能性があります。
視界がふさがっている場合だとそれはかなり問題になります。
見晴らしをよくするためにも家事動線は単純なものにしておくのがおすすめです。
以上のようになるべくまっすぐで短い家事動線になるように間取りを考えるのがいいとされています。
■特に大事な家事動線を優先する!
「家事一つ一つについて家事動線を考えるのは大変!」
「一方の家事動線を短くすれば、違う家事動線が長くなってしまうんだけれどもどうしたらいいの?」
このように思った方もいるかもしれません。
おすすめなのは「特に頻度が高い家事動線を優先する」ということです。
例えば、よく煮物を作る過程ですと、食べ物を煮て、少し時間が空いている時に洗濯物をたたむ場合があるかもしれません。その場合ですと、キッチンから乾いた洗濯物がある場所までの家事動線が良いと便利でしょう。それを優先させましょう。
洗濯機を回している間にトイレを掃除することが多いようでしたら、洗濯機からトイレまでの家事動線を良くすると非常に便利です。
■色は印象だけでなく機能性も変える!
次に外観を考えるうえでのポイントについてご紹介します。
外観で考えることとはいったい何でしょう。デザインも勿論あるとは思いますが、外観の色も重要なポイントと言えます。
実は、色は家の印象を左右するだけでなく機能性にも影響を与えます。
今からそんな色選びのコツを見ていきましょう。
■実は色褪せしやすい色がある
実は塗料の色の中には光に弱く、色褪せしやすいものがあります。せっかくの家が色褪せのせいで古びて見えるのは嫌ですよね。
それを避けるためにも褪せやすい色を知っておきましょう。
まずは何といっても赤です。東京タワーや郵便ポストにも赤は使われているので意外に思うかもしれませんが、とても褪せやすい特徴を持っています。注意してください。
黄色もかなり褪せやすい色と言われています。ただし、黄土色は逆に色褪せに強いようです。
紫もかなり色が褪せやすいようです。ただし、紫といっても色々ありますよね。赤紫など、赤みがかった色はかなり退色しやすいです。逆に青みがかった色は比較的褪せにくいと言われています。
色褪せはしにくいですが、他にも避けるべき色があります。
例えば、白色は汚れが目立ちやすいうえ、せっかく塗った塗料が比較的短い時間でぼろぼろになってしまう傾向があります。
また、黒色は熱を吸収するので家が暑くなる可能性があります。
これらは避けた方がよいでしょう。
■まとめ
以上、間取りを考えるうえで大事な家事動線についてと、外壁を考えるうえで大事な家の色について説明しました。
自分のこだわりを追求する注文住宅。考えることが色々とあり大変かもしれませんが、上の2つをまずは念頭に置いて損はないかと思います。
是非一度参考にしてみてくださいね!
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