【話題沸騰】ローコスト住宅のデザイン例からみる!安くてデザイン性の高いマイホームを手に入れる極意

【話題沸騰】ローコスト住宅のデザイン例からみる!安くてデザイン性の高いマイホームを手に入れる極意

2018年02月25日(日)6:00 AM

「こだわりを詰め込んだ家を安く作りたい」
せっかくのマイホーム、建てるならできるだけ安く、とことんこだわりを詰め込んだ家にしたいですよね。

しかしこだわりのある家を建てるために注文住宅にしたのに、思ったより高額なことからこだわりを反映できなかった、こだわりを詰め込んだ結果高額なローンに苦しんでいる、このような失敗を経験された方もたくさんいらっしゃいます。

皆さんがこうした苦い思いをしないよう、ローコスト住宅の成功事例から見るコストカットのポイントをご紹介します。

○ローコストを実現できる理由

ローコスト住宅は一般的な住宅より低価格で家を建てることができます。しかし、一般的な住宅と何が違うのでしょうか?材料の質が低い、手抜き工事だから低価格、なんてことだとしたら絶対にお願いしたくないですよね。

もちろんそのようなことはありません。
ローコスト住宅は、削減できる場所、つまり無駄な費用をとことん削減した「効率型の住宅」といえます。何が無駄になるのか、何を節約できるのかを理解できていれば、なぜローコスト住宅は高品質で安価なのかご理解頂けると思います。

これからはローコスト住宅を実現した事例から見るコストカットのポイントについてお話しします。

○ローコスト住宅の事例からみるコストカットの極意

ローコスト住宅は無駄軽減を追求した住宅形態になっているため、規格もある程度定まってきています。つまり、どこでコストカットが見込めるのか、ローコスト住宅の事例を参考にすれば簡単に分かるのです。今回は、いくつかの成功事例の中から共通するポイントを3つご紹介します。

・家の形態がシンプル
家の形態がシンプルなのは、ローコスト住宅において最も大きなポイントともいえます。同じ敷地面積にもかかわらず家の価格が全く異なる事例を見たという経験はありませんか?
価格の違いに首をかしげる方は多いのではないかと思います。これには家の形態その物が大きく関わってきているのです。

家の形が、正方形・長方形のものは外壁を最小限に抑えることができるほか、室内の間取りもシンプルに済ませることができるため、大幅なコストカットが見込めます。

また、部屋の間取りがある程度統一されること、形がシンプルになることで家具を既製品で済ませることができるようになり、ここでもコストを節約できるのです。

家の形態が複雑になれば、外壁が無駄に多く必要になる、複雑な形・サイズの部屋ができる、既製の家具は取り付けられないからオーダーメイド品をとりつける、というようにコストはかさむばかりです。ローコストで住宅を建てたいのであれば、シンプルな作りを意識してみてはいかがでしょうか?

・取り付け家具や収納スペースの節約
先ほどご説明した部屋の形と関わってくることではあるのですが、取り付け家具や、収納スペースを省いた造りの住宅は、コストをかなり削減することができます。取り付け家具とは家の造りに合わせて、マッチする家具を職人さんにお願いして作成・取り付けしてもらう家具のこと指します。

部屋の造りに応じて一から作り上げるオリジナルの家具と、毎日大量生産されている既製品の家具とでは、どちらがハイコストなのか一目瞭然です。シンプルで一般的な間取りであれば既製品の家具で対応できる場合がほとんどなので、家具選びを安易に取り付け品で済ませないように心がけておきましょう。

また、収納スペースも特殊な工事が必要なためコストがかさむ要因となってしまいます。収納スペースは壁を有効活用してスペースを作るのですが、これを過度に作ってしまうとローコストで済ませることはできなくなってしまいます。

部屋の形態がシンプルな分、内装を圧迫する形ではなくなるため、収納棚を設置してもあまり気になることはありません。また、壁の中に収納スペースを作ると言った工事はコストがかかるものの、あらかじめ設置している階段等があれば、そこに付属で収納ペースを作ることが可能です。

したがって、間取りやスペースに対してどのくらいの収納スペースが必要なのかをあらかじめ見積もっておくとイメージしやすくなり、収納スペースを作るとしても最小限に抑えることができなす。

・依頼する業者はどうやって選ぶ?
建築を依頼する際、業者はどのように選べばいいのでしょうか?テレビのコマーシャルやチラシの広告などでよく目にする業者はいわゆる「大手ハウスメーカー」です。ハウスメーカーで紹介されている価格が基本だと思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、安易にそうだと決めつけてしまうのは非常に危険です。

地方の工務店に依頼してみると、こういったハウスメーカーに比べ1〜2割程度費用を削減できる可能性があるのです。地方の工務店は大手ハウスメーカーに比べ、中受け・下請けの業者があまりいないため、費用をカットすることができます。一度ハウスメーカーと地方工務店との価格の比較をしてみてはいかがでしょうか?

今回は事例を元にローコスト住宅の特徴をお話ししました。家の質を下げずに低コストで家をつくるためにはちょっとした工夫が必要なのです。いくつかローコスト住宅のポイントについてご説明しましたが、いかに無駄を省けるかがコストカットの鍵を握ります。以上のポイントを踏まえ、低コストのマイホームを手に入れましょう。


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