注文住宅を省エネ化!樹脂サッシの3つのメリット

注文住宅を省エネ化!樹脂サッシの3つのメリット

2018年01月03日(水)6:00 AM

読者の皆様、こんにちは建築サポートです。

新築の家を建てる計画をするにあたって、「省エネ住宅」や「健康住宅」という言葉を聞いたことがありますか?

樹脂サッシもその省エネ住宅を建てるにあたってのキーワードの一つになります。

それでは、樹脂サッシについてお話致します。

■樹脂サッシとは

 

樹脂サッシとは、樹脂を使用した窓フレームのことです。樹脂は塩化ビニール樹脂とも呼ばれており、省エネにつながると期待されていることから使用が始まりました。
欧米圏では標準になっていますが、日本では現在アルミサッシを主に使用しており、これから普及しようとしている段階です。

■樹脂サッシのメリット

 

〇熱を遮断する

樹脂サッシは熱を伝えにくいので外の気温が家の中に伝わりにくいのです。そのため、冬でも家の中は寒くなく、夏でも暑すぎない快適な空間を作り出すことが出来ます。
特に外気は窓から入ることが多いため、窓サッシは効果的でしょう。

〇音を遮断する

工事の音などの周囲の騒音が入りづらいというメリットがあります。駅の近くであれば電車の音がうるさかったり、居酒屋の近くであれば深夜まで騒ぐ人がいたりと不快感を感じられる方も多いかもしれませんが、樹脂サッシを用いれば緩和されます。また、同時に家の中の音も外に聞こえづらいので、子供が楽しそうに遊んでいる姿も安心して見守ることが出来ます。

〇デザインが豊富

樹脂は着色しやすく、加工も容易なのでどのデザインにも対応できます。引き違い窓、縦滑り出し窓、内倒し窓などの様々な窓の種類がありますが、基本的にどのタイプの窓にも対応可能なので、窓にこだわりがある方でもこだわりがない方でも樹脂サッシをご利用いただくことができます。

■樹脂サッシのデメリット

 

〇価格が高い

樹脂サッシはアルミサッシに比べて高価です。
しかし、省エネ効果があるので初期費用は高いですが、電気代は安くなるので結果的にはあまり変わりません。
また、全てを樹脂サッシにするのではなく、内側はアルミ、外側は樹脂など使い分けるという選択肢もあります。

■おわりに

 

今回は省エネのキーワードの一つでもある「樹脂サッシ」についてお話ししました。
現在は政府が住宅の省エネ化を推進しており、至る所で省エネという言葉を聞くかもしれませんが、オール電化や太陽光発電だけが省エネというわけではなく、窓のような小さい部分から変えていく必要があります。
初期費用は高いですが、長期間住めば電気代が安くなるので結果的にはほとんど変わりませんので、この際省エネ住宅を検討してみてはいかがでしょうか。


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