佐賀で家づくり!注文住宅の耐震性は大丈夫なの?

佐賀で家づくり!注文住宅の耐震性は大丈夫なの?

2017年10月31日(火)6:00 AM

「佐賀でマイホームを持ちたいけれど、耐震性の優れた注文住宅を建てられるか不安…」という方は多くいらっしゃるでしょう。
確かに東日本大震災や熊本地震など、大規模な地震がいつ来るかわからないことを考えれば、耐震性のことはしっかり考えておきたいものですよね。
そこで今回は注文住宅の耐震性は大丈夫なのかについてお話していきます。

■家づくりでは耐震についての決まりがある!

 

家を建てるときは、建築基準法で定められた耐震性を満たすような家を建てなければなりません。
注文住宅でもこの建築基準法はきっちり守られていますのでご安心ください。
この耐震性は、阪神淡路大震災相当の地震でも倒壊しない程度の耐震性能となっています。

ただ、建築基準法を満たしただけの建物では大きな地震で倒壊することはありませんが、建物が損傷する可能性はあります。
これについては耐震等級によって、耐震性能が違いますので、そちらを見ていきましょう。

■耐震等級って?

 

耐震等級とは、地震に対する建物の強さを表すものです。

耐震等級1~3まであり、3が最も高いレベルとされています。

それぞれのレベルは
耐震等級1:建築基準法に定めるレベルと同等のもの。
耐震等級2:建築基準法に定めるレベル比較して、1.25倍の耐震性がある。
      学校や避難所といった高級建築物の耐震レベル。
耐震等級3:建築基準法に定めるレベル比較して、1.5倍の耐震性がある。
      消防署や警察署といった災害復興の拠点となる防災施設の耐震レベル。
となっています。

そのため注文住宅を建てる際、地震にきっちり備えたい!という方は耐震等級3の家を建てるといいでしょう。
耐震等級3の家を建てれば地震保険の割引が50%オフになるなど、嬉しいメリットもあります。

■どうしてテレビでは倒壊した建物が見られるの?

 

阪神淡路大震災や熊本地震などのテレビ中継で建物が倒壊したシーンもありましたね。
ああいった場面を見れば、耐震性についてかなりの心配を抱くのも無理はありません。
しかしこれらの地震で倒壊した建物は、建築基準法が強化される前に建てられた建物だと推定できます。

というのも現行の建築基準法は2000年に定められたもので、それ以前い建てられたものは今ほどきっちりした耐震性能を持ち合わせていませんでした。
そのため、いざ大きな地震が来た時に建物が耐えられず、倒壊してしまったのでしょう。

 

いかがでしたか。
注文住宅だからといって耐震性を過度に心配する必要はありません。
「地震がかなり心配…」と思う方は耐震等級3の家づくりを目標にされるといいでしょう。


  |  

ライフスタイル別 建築サポートオリジナル住宅

過去の記事