ロフトってどうなの? デメリット編

ロフトってどうなの? デメリット編

2017年10月06日(金)6:00 AM

こんにちは、有限会社建築サポートです。

前回は、ロフトのメリットをテーマにお話し、ロフトは、居住スペースが増えたり、寝室として活用できたりと様々なメリットが存在するということをお伝えいたしました。

しかし、ロフトにはデメリットも存在します。そこで、今回はロフトのデメリットについて説明させていただきます。

■ロフトのデメリット1 階段・ハシゴの上り下りが危険

ロフトは、ハシゴや階段を使わないと登れません。

ですので、移動する際は毎回階段やハシゴを使って上り下りする必要があり、その上り下りには危険が伴います。

例えば、ロフトを寝室として活用していた場合、起床後にいきなりロフトから降りるために階段、あるいはハシゴを使わなければいけません。

起床後は、寝ぼけていることもあるため、ハシゴから落ちてケガをしやすいです。

ロフトを取り付ける際には、こういった点に注意しておくべきでしょう。

■ロフトのデメリット2 熱がこもりやすく暑くなりやすい

一般的に、暑い空気は上の方に向かう傾向があります。

もちろん、ロフトは、部屋の中でも、上部の空間に位置しますので、上記の傾向から、熱がこもりやすいです。

こうしたことから、ロフト部分は、エアコンをつけていても、その風が行き届かなかった場合、暑くなってしまう傾向にあります。

ですので、ロフト部分に、熱や湿気に弱い食べ物などは保管しないようにしましょう。

暑さ対策としては、そもそもロフト付近に窓がある住宅を選ぶ、あるいは、ロフトに扇風機を置くなどしておくのがいいでしょう。

■ロフトのデメリット3 天井が低い

前回、ロフトのある部屋は天井が高いと申し上げましが、それは、ロフト部分でなく部屋全体のことです。

通常の床よりも、高い位置が床になっているのがロフトなので、ロフトの屋根は非常に天井が低いです。したがって、作業をしている際に頭をぶつけることが頻繁にあります。

特に、身体を持ち上げるロフトへの出入りの際に、ぶつけやすいので注意しておきましょう。

■ロフトのデメリット4 掃除が面倒

デメリット3にも関連してくることですが、ロフトは、掃除が大変です。

というのも、上記で述べた通り、天井が低いため、通常は立って使うホウキや掃除機が使いづらいです。

また、雑巾で拭き掃除をする際も、バケツの入った水をロフト部分に持っていくことになるので、ハシゴの上り下りの際に危険が伴います。

 

 

いかがでしたか?

ロフトには、メリットもデメリットも存在します。

しっかり双方を吟味して、ロフトの設置を検討するようにしましょう。


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