新築購入の豆知識!頭金って?どれくらい貯めればいいの?

新築購入の豆知識!頭金って?どれくらい貯めればいいの?

2017年10月02日(月)6:00 AM

「そろそろマイホームを購入したいけど、どれくらいお金を貯めればいいかわからない」
「頭金っていう言葉が良くわかってない」という方もたくさんいらっしゃるでしょう。
確かにマイホームは人生の中で一番大きな買い物と呼ばれているほど、高額なもの。
そのためお金の話はしっかり頭に入れておいて欲しいものですが、何かと難しいですよね。
そこで今回は頭金とは一体何かについてお話していきます。

・頭金とは?

マイホームを購入する際、全部をキャッシュで一括に払うことは難しいですよね。

そこでマイホームを購入する方のほとんどが、「現金」プラス「住宅ローン借入金」です。
このマイホームを購入する際に支払える「現金」の部分を頭金と呼んでいます。

・頭金はどれくらい貯めればいいの?

一般的に「頭金:住宅ローン=20~30%:70~80%」の割合にしておくのがベストだと言われています。

購入する新築住宅の価格が2000万円だった場合、頭金を400万円~600万円に設定して貯金すればOKです。
新築購入の際、お金の内訳は「頭金+住宅ローン借入金」となっているので、頭金が十分あると借入金が減るということになります。

・頭金って本当に必要?借入金ほとんどで家を購入するのはダメなの?

頭金はあった方が良いというものです。

実際、頭金が0%~10%程度で新築を購入できるプランもあり、そういったプランを利用して家を建てる方もいらっしゃいます。

しかし頭金が少ない場合、その分の借入金が増えるということです。
借入金が増えれば、毎月の返済額が高くなったり、返済期間が長くなったりします。
毎月のローンに追われて圧迫されて、生活そのものが楽しめないなんて本末転倒ですよね。
そのため頭金はしっかり準備しておいた方がいいでしょう。

・頭金は多ければ多いほどいいの?

ローンの返済を楽にしたいから、頭金を増やしたい!という方も出てくるでしょう。

もちろんもちろんお金はたくさんあった方が良いに越したことはありませんが、頭金がたくさんあった方がいいとは限りません。

しかし頭金が多すぎると住宅ローン控除を減額してしまったりするので、少し損をしてしまうことにもなります。
住宅ローン控除とは、住宅ローンの残高に応じて所得税と住民税を減税または還付するというものです。

例えば年末に2000万円の住宅ローンが残っているとしたら、その20万円分が所得税や住民税に還付されます。

そのため頭金が多すぎればこの住宅ローン控除も少なくなり、住宅ローンを多めに組んでおけばその分の控除も増えるのです。

 

 

いかがでしたか。
難しいお金の話でしたが、ご理解いただけたらと思います。
計画的に新築購入できるようにしましょう。


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